ルンドはスウェーデンの中でも古い歴史を持ち、かつ、アイデアの町とも言われている。 IDEONというサイエンス広場やLund大学をはじめ多くの大学が点在。 新しきと古きがうまく調和している町。 Sony Ericssonなど企業の出張/赴任者やLund大学の留学生/先生など日本人もわずかながらだが住んでいる。 ルンド市の広さは東西、南北共にほぼ7km四方で、隣の町までは広い農地が広がっている。 LundC 駅の周辺: ※"C"はセントラルの意 駅前にはホテルやレストラン、スーパーなどが多く立ち並ぶ。 この広場は駅の向かい側(北外れ)にある。 そして、この電車はLundで一番安く泊まれると思われるホテル。夏は結構宿泊客も多そうだ。 この大きな建物はLund駅近くのグランドホテル。このような古い趣のある建物が多い。 この通りはルンド駅近くの専門店の立ち並ぶ通りで、この道を抜けると、大聖堂などがある広場、更にお店がたくさん並んでいる所に出る。 Market place (マーケット広場): 朝から午後2時ぐらいまで、野菜や魚、花、ホットドック屋が店を出す。土曜の朝が一番活気があるような気がする。魚屋は日曜が市場が休みなので土曜は長蛇の列。 このマーケットプレイスの周りはスーパーやレストラン、専門店、映画館が立ち並んでいて、私のお気に入りのケーキ屋(右写真の大きな建物の1Fにあり)もここにある。 それから、日本食材を並べた店が1軒あり、高価でちょっと古いが、味噌から梅干まで揃っている。 マーケットが終わると広場は駐車場に早代わり。 オープンカフェ: 広場の前ならず通りにまでオープンカフェが立ち並ぶ。 春めいて来たと思えば、レストランやカフェの前には机やイスが広げられ、寒いと感じる日でも足にひざ掛けをかけてまで座ってる人は多い。 Saluhallen(マーケットプレイス): 屋内市場。肉、魚、チーズなどの専門店の他に、レストラン、ジャンクフード、カフェといろいろあり。 ※ピザ屋でランチ Filmstaden(映画館): 街中に映画館2つあり。Filmstadenは一番大きい主に最新映画を上映している映画館で、KINOは古い映画やあまり有名ではない映画が多いような気がする。朝から開館しているわけではなく、夕方もしくは昼からがほとんど。 ※昔3つあったけど、1つ無くなった。(2010.02) Lundagård(ルンド公園): Lunds Domkyrkan(大聖堂): スカンジナビア半島で最も古いロマネスク様式の大聖堂。 見るからに大きいが中に入るとさらに広さを感じる。椅子に腰掛けてボーとしているととても気が安らぐ場所。 天文学的な万年時計他、地下には石に刻んだあらゆる彫刻などの展示物もある。 ※Kyrka:スウェーデン語で「教会」のこと この大聖堂も下の王様の家もルンド駅から5分ぐらい歩いた町の中心街にあり、大聖堂の前をバスが走り、向かいは専門店が並んでいる。 街の中にポツポツとこのような公園みたいなところがあるので、歩いていても楽しいし飽きない。 Historiska museet (ルンド歴史博物館): 大聖堂の裏手にあり、大聖堂博物館ともつながっている。4階建てで展示物も細々多く、説明書きも多いので、真剣に見てると時間がいくらあっても足りないだろう。 スコーネ出土品の土器、石器、コインなどの他に、彫刻品や動物の剥製、骨格などなど。教会に関連した展示も多い。 ※展示説明がスウェーデン語しかない所も多い。観光客も多そうだったが、外人には残念だね。学割で無料で入れるよ。 Kungshuset(王様の家): 王様がLundに訪れた時に使用していた家。今は公的機関で使用されている。丸い棟の中は螺旋階段。 Universitetsplatsen (ルンド大学本部): 公園内でも目立つ真っ白な建物。数多くある大学関係ビルの中のひとつだ。 ※ここで大学生たちは卒業式をあげるようだ。白い建物に白い学帽。晴れ晴れしい感じ.. ※建物前には大きな噴水のある広場。のんびり日向ぼっこする人が多い。 Universitetsbiblioteket (ルンド大学図書館): 公園内の周りあちこち立ち並ぶ大学関係の建物。ここはちょっと離れてるが大学の古い図書館あり。周りに緑も多く散歩するのもいい。 ※図書館には一般人も入れるし、半地下にゆっくりできるカフェもある。 Kulturen(博物館): Skåne地方では一番大きな博物館だけあり広く、2つのゾーンに別れ、1つ(写真のところ)には古い建物(昔の生活を再現)、Lundや大学の歴史、陶器や銀細工など数多い展示物がある。 もう1つには近代芸術などの展示がある。館内にはカフェやレストランもある。 ※ 両親来端にて入館したよ。(20100615) 1.kulturen入り口。この週はプリンセス結婚祝いの飾り付けがされてた。レストラン、売店は無料で入れるよ。 2,3.古い家を順番に見て回る。戸口が低くて頭ぶつける... Drottens Kyrkoruin (Drotten教会遺跡): 繁華街の地下に残されている教会跡地。ものすごく広く、長さ50m。 1050年の頃からこの位置(今の地下にあたる)に教会が建っていた。地下には教会模型や発掘品などが展示されている。 ※アラブ食材店とイタリアンレストランの間にある入り口。レストランからも入れる。天井にガラス窓があり地上から覗き見ることもできる。 Allhelgonakyrkan(教会): 一見目を引く綺麗な教会。家の窓からも教会の頭(時計の下の窓から上)を見ることができる。 かなり背が高いのかもしれない(72メートルあるらしい)。 中に入ると外の光を受けてステンドグラスが綺麗に映る。 夏になるとどこの教会でも定期的に音楽会が催される。大きなパイプオルガンから奏でられる音はシーンと静まりかえった空間に響き渡る。 骨の髄まで響き渡りゾクゾクするくらいだ。 Lundskonsthall (ルンド美術館): 市場の出る広場Mårtenstorget角のレストラン横にある美術館。入り口は地味で小さいけど、中に入ると結構広く、凝った建物だ。 ※この日の展示は無料だったけど、他もいつでも無料かもよ。 Skissernas museum (スケッチ美術館): 広いLund大学構内(Allhelgonakyrkanの裏手)にある美術館。建物の前にたくさんの彫刻物があるので存在に気づくか?! ロの字型した2階建ての建物に入ると、壁いっぱいの絵画と床いっぱいの彫刻物を目にする。見たこのある建築物、オブジェ等の模型やデッサンなどなど。欧州他国の展示物もある。 ※いろんな種類の展示も多く、飽きずに見れる。学割で無料だよ。 Botaniska Trädgården (植物園): 町の中心街の外れに広い植物園がある。綺麗に整地され花が並べられた花壇や自然のままの遊歩道、ピクニックが楽しめる広場などゆっくり過ごすには最適の場所である。 ※春には色とりどりの花が咲き乱れ、新緑が眩しい。秋は紅葉。池の周りにはカフェ(季節限定オープン)や植物館もある。 Stadsparken(市民公園): 夏になると日も長くなり(22時半頃までほんのり明るい)お散歩時間もたくさんできる。天気の良い日は市民公園まで足を伸ばす。 池には白鳥や鴨、カモメみたいな鳥がたくさんいるが、餌をもらい慣れているらしく人が行くと寄ってくる。 ※寒い冬は、池の水が凍って、スケートもできる。 ※温室や鳥の小屋なんかもあるよ。 Sankt Hans backar (Lundが見下ろせる丘): 家から北の方に行くとLundが見下ろせる小高い丘の公園にたどりつける。冬は雪そりで楽しめそうな場所である。 遠くに駅近くの教会や大学病院などが見える。駅と反対側を見れば、かわいいスウェーデンハウスが立ち並ぶ町を見下ろせる。 冬雪が多く積もれば、スキーだって、ソリだってできてしまう。 Klosterängshöjden (牧草地の丘): 中心地の北西にある牛のオブジェのある小高い丘。 天気がよければ、海やMalmöのTurning Torso(有名なビル)、Öresund橋(コペンハーゲンにつながる)も見ることができる。他には特に何もないのだけど、今だ開発途中らしいので、未来に期待を! 教会での催し物: AllhelgonagårdenというAllhelgonakyrkan(教会)に隣接する施設で、お茶を飲みながらフラワーリースの作り方を見て、歌を歌うと言うイベントに参加した。 先生の頭にあるのが作成したフラワーリース。これは、ミッドサマー(夏至)の時に飾るらしい。 行ってみてびっくり(@_@;)おばあちゃんたちの集まりだったが、快く歓迎してもらえた。コーヒーと一緒に食べたお菓子も手作りっぽくておいしかった。 ※この写真は一緒に行ったお友達が撮影してくれたもの(2006/6/24) 遊園地: お祭りの時などに一晩にして現れ、一晩で消えてしまう遊園地。広場など空き地があっという間にテーマパーク。ちょっと昔の遊園地って感じ.. メリーゴーランドや的当てなどの遊びができる。 写真はSkyltsöndag(2006/11/26:クリスマス5週前の特別な日曜日)に広場に出現したもの。かなりの人で混雑。 うちの近所もルンドの内だった。→こっち 【TOP】【駅の周辺】【広場】【有名な建造物】 【公園】【催し物】 |